OLD NEWS

過去のお知らせ

航空機用ジェットエンジン向け遮熱・拡散バリアコーティングシステムの研究開発がスタートしました

機械工学科の齋藤繁教授(寒地先端材料研究所 研究員)が研究参画する研究開発事業「航空機用ジェットエンジン向け遮熱・拡散バリアコーティングシステムの研究開発」が、経済産業省の平成30年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)に採択されました。

 

本研究開発では、耐高温酸化・熱遮蔽・機械的特性に優れた遮熱・拡散バリアコーティング(TBC/DBC システム)を航空機用ジェットエンジンに施工するための要素技術(めっき、スラリ、アルミ拡散、溶射、熱処理等)を開発し、実機の燃焼器・ノズルと動翼への施工技術を確立することによって、TBC/DBC システムの高効率ジェットエンジンへの搭載を目指します。

(代表機関:株式会社ディ・ビー・シー・システム研究所、共同研究機関:北海道大学、北海道科学大学)

サポイン事業とは、中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律に基づくデザイン開発、精密加工、立体造形等の12 技術分野の向上につながる研究開発、その試作等の取組を支援することが目的で、中小企業・小規模事業者が大学・公設試等の研究機関と連携して行う、製品化につながる可能性の高い研究開発、試作品開発等及び販路開拓への取組を一貫して支援するものです。

興味を持ったら・・・
 機械工学科 齋藤 繁先生