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北海道科学大学公開講座を開催しました

平成29年10月23日(月)、北海道薬科大学共用講義棟(A棟)において、北海道科学大学公開講座を開催しました。

 

この公開講座は、本学開学50周年を記念して行われているもので、前田キャンパスにある北海道科学大学・同短期大学部・北海道薬科大学のすべての学科より各1回、全15回の講座を予定しております。

第8回となる今回は、電気電子工学科の小島洋一郎教授による「食品の『おいしさ』-ヒトの五感とセンサによる評価について-」をテーマとする講義を行いました。

 

講義では、甘味・酸味・塩味・苦味・旨味の基本の五味のほか、渋み・辛みといった風味、食感、音、見た目などの様々な要素の組み合わせが「美味しさ」であるということや、人間の感覚に近い美味しさを総合的に測定することは難しいという説明がありました。

 

 

また、安価な材料・方法で美味しさを評価する小島教授の研究についてもお話がありました。センサやAI(人工知能)を応用した測定方法のほか、おいしさを評価する頭部ロボットの開発も進めており、すでにペットボトルのお茶や、肉類、道内の様々な日本酒の評価を行ったとの報告がありました。

 

 

研究・開発をどんどん進めていきたいと語る小島教授の熱い思いを、受講者の方々にもお伝えできたのではないでしょうか。

 

次回は、平成29年11月16日(木)11時00分より本学G棟において、情報工学科の川上敬教授による「人工知能の進化で変わる医療・福祉の未来」を開催します。

 

詳細についてはこちらをご確認ください。

興味を持ったら・・・
小島洋一郎先生 電気電子工学科 市民公開講座・講演会