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平成29年10月24日

札幌市立啓明中学校の生徒さんが北海道薬科大学を訪問しました

※こちらの記事は、北海道薬科大学(2018年、北海道科学大学と統合)HPに掲載された内容です。

 

 平成29年10月18日(水)に、札幌市立啓明中学校の3年生26名が上級学校訪問で本学を訪れ、薬学生としての1日を体験しました。
 生徒さんたちは、はじめに薬学や薬剤師の仕事についてなどの講義を受講後、AEDを使った心肺蘇生の実習に参加しました。生命科学分野の村岡早苗准教授が、救助を開始する際の注意事項、心臓マッサージ、人工呼吸、AEDの使用についてレクチャーした後、生徒さんにも実際にシミュレーターを使って救急法を身につけてもらいました。
 昼食後、白衣に着替えて、より「薬学生」を意識した実習を行いました。人型シミュレーターの「フィジコさん」を使った実習では、脈拍、心電図などのバイタルサインを測定し、健康な人と病気の人の違いを勉強しました。また、化学実験を身近な物で感じてもらうため、漢方入浴剤作りやルームフレグランス作りを行いました。生徒さんは皆、真剣な表情で取り組んでいました。その後、研究棟(B棟)の見学ツアーで、模擬薬局、無菌調剤室、実験研究室を見てまわり、様々な機材や物質を手に取るなどの体験をしました。
 今回の訪問で、参加した生徒さんは薬学や薬剤師に興味が芽生えたようです。今後の進路を考えるうえでも、今回の様々な経験が役立つでしょう。