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平成29年10月11日

中学生と保護者を対象とした体験薬剤師教室を開催しました

※こちらの記事は、北海道薬科大学(2018年、北海道科学大学と統合)HPに掲載された内容です。

 

 大学祭期間中の平成29年10月1日(日)に、共用講義棟(A棟)と研究棟(B棟)において、中学生と保護者対象の「親子のための体験薬剤師」を開催しました。本体験教室は日本薬学会北海道支部との共同主催、また秋山記念生命科学振興財団の共催、及び札幌薬剤師会、小樽薬剤師会の協賛をいただき、実施しました。当日は中学生20名と保護者及び同伴者24名の合計44名が参加しました。

 はじめにA棟に集合した皆さんは、挨拶・ガイダンスの後、「薬学・薬剤師紹介」を受講しました。続いての体験実習「模擬調剤体験」では、実際に薬局で使用している機器を使用して、調剤業務の体験などを行いました。その後、北海道大学名誉教授の寺沢実先生によるミニ講義「シラカバ木と樹液の話」を受講しました。

 

薬剤師についての説明             模擬調剤体験

 

ミニ講義のようす

 

 次に場所をB棟に移し、体験実習「ミクロの観察!顕微鏡で『植物の細胞』や『自分の細胞』をみてみよう!」を行いました。実習では顕微鏡を操作し、自分でつくった標本を使ってタマネギの細胞分裂などを観察したのち、標本のスケッチも行いました。その後は、漢方入浴剤、アロマスプレーづくりに挑戦しました。  最後に模擬薬局や無菌注射剤調整室など、本学の実習施設を見学しました。

 

 

細胞についての説明              顕微鏡で細胞の観察

 

 

漢方入浴剤づくり               アロマスプレーづくり

 

 

施設見学のようす(模擬薬局、医療シミュレータ室、他 実験研究室等)

 

 今回の「体験薬剤師教室」へ参加していただいた皆さんには、これまで以上に薬学部や「薬剤師」という職業に関心を持っていただくことができ、今後の勉強への興味にも繋がったようです。