OLD NEWS

過去のお知らせ

北海道科学大学公開講座を開催しました

平成29年9月25日(月)、北海道科学大学中央棟(E棟)において、北海道科学大学公開講座を開催しました。

 

この公開講座は、本学開学50周年を記念して行われているもので、前田キャンパスにある北海道科学大学・同短期大学部・北海道薬科大学のすべての学科より各1回、全15回の講座を予定しております。

第7回となる今回は、都市環境学科の石田眞二教授による「バリアフリーとユニバーサルデザイン」をテーマに、「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」の考え方や南小樽駅周辺の交通バリアフリー基本構想の概説などについてお話がありました。

 

 

「バリアフリー」とは、建物の段差など障壁となるものを取り除き、生活しやすくすることを意味しており、「ユニバーサルデザイン」とは、最初からできるだけ多くの人が利用しやすいようデザインすることを意味しています。具体的にどのようなものがあるのか、写真を用いて詳しく解説しました。

 

電柱を例に考えてみると、日本では当たり前にあるものですが、すべて地中に埋め込まれ、電柱が1本もない国もあります。電柱がなければ景観が良くなり、道幅も広くなるほか、災害時に倒れて道路を塞ぐなどのリスクも回避でき、多くのメリットがあるというお話がありました。日本においても、埋め込み化は少しずつ進められているそうです。

 

 

昨年、本学と小樽市の協働で作成した南小樽駅周辺の交通バリアフリー基本構想の概説についてもお話があり、どのような工程を経てバリアフリー化が進められるのか、わかりやすく解説しました。

 

受講者の方は、今回の講座を通して、「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」について理解を深めていただけたのではないでしょうか。

 

次回は、平成29年10月23日(月)10時30分より、北海道薬科大学共用講義棟(A棟)において、電気電子工学科の小島洋一郎教授による「食品の『おいしさ』- ヒトの五感とセンサによる評価について -」を開催いたします。

 

詳細についてはこちらをご確認ください。

興味を持ったら・・・
石田眞二先生 都市環境学科 市民公開講座・講演会