網走市で公開講座「冬の住環境が安心・安全になる３つのコツ」を開催しました

平成28年10月19日(水)、網走市のエコーセンター2000(2階 大会議室）において「網走市民まなびすと講座　北海道科学大学公開講演会」を開催しました。

この公開講座は、網走市教育委員会と本学の共催で実施し、北海道科学大学雪嶺会（同窓会）網走支部の協力を得て開催したものです。

 

「冬の住環境が安心・安全になる３つのコツ」をテーマに、寒地環境エネルギーシステム研究所員で建築学科の千葉隆弘教授が講師を務め、38名が受講しました。

 

 

講座では、熊本・東日本大震災から学ぶ大地震の脅威、雪との上手な付き合い方、冬の災害に備える木造住宅の安全性能という３つの視点からお話がありました。

冬の住環境が安心・安全になるコツとして、「想定外の気象現象は簡単に遭遇する」「住宅改修は断熱改修＋耐震補強」「大雪時の除雪は後回し」の３つが挙げられました。

 

今回の公開講座には、サポート役として雪嶺会（同窓会）網走支部から支部長・副支部長・支部会員の3名にご協力いただきました。

今後も大学と連携して地域貢献を継続していきたいとのことです。

 

まもなく本格的な冬を迎える北海道。事前の備え、知識、そして日頃の心構えこそが安心・安全へとつながる近道なのではないでしょうか。

 

千葉隆弘先生　　建築学科　　寒地環境エネルギーシステム研究所