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北海道科学大学公開講座を開催しました

平成28年7月27日(水)、北海道薬科大学共用講義棟(A棟)において、北海道科学大学公開講座を開催しました。

 

今回のテーマは、機械工学科の大竹秀雄教授による「身近なエネルギーの有効利用」です。

 

 

自然エネルギーを利用したいくつかのシステムの中から地熱交換型空調システムを取り上げ、実用化されている事例を交えて解説しました。このシステムは、外気温に比して夏は低く、冬は高い地中温度を利用して、夏場は冷たく、冬場は暖かい空気を作り出すことができるものです。ビニールハウスで暑さに弱いいちごの冷却や鶏舎の暖房などで利用されています。さらに、通常の地熱に加えて床暖房の排熱や冷たい融雪水を利用し、効率を高めたシステムも紹介されました。融雪浸透水熱交換型空調システムは本学でも実験が行われており、実際に教室に冷気が供給されています。

 

 

会場には、システムの模型や熱交換の原理を利用した装置などが展示され、講座終了後も興味を持って見ている受講者に大竹教授が熱心に説明されていました。

 

 

次回は8月2日(火)10時より、同じくA棟にて、建築学科の魚住昌広准教授による「建築、都市におけるエネルギー利用技術について」を開催いたします。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

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 大竹秀雄先生 機械工学科 市民公開講座・講演会