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札幌新川高等学校2年生の生徒さんが本学で体験型連携授業を行いました

平成27年9月7日(月)札幌新川高等学校の2年生(科学探求エリア)の生徒さん166名が、本学で体験型連携授業(高大連携教育)を行いました。



この高大連携教育は、本学と札幌新川高等学校との間で締結されている「連携教育に関する覚書」に基づくもので、本学の教員が授業等を行い自然科学、工学、保健医療学、人文社会科学に対する理解と学習意欲を高めるとともに、地域の科学技術および実学の教育活動の普及に寄与することを目的に実施しています。

 

 
 
はじめに全体説明があり、学食を体験した後、理工系(81名)と医療系(85名)に分かれ、それぞれ体験型授業を行いました。
理工系では「三角比・実習~三角比はどのように利用されているのか~」と題し、高校で事前に学習してきた三角比・三角関数を使いながら実際に測量を体験し、レポートを完成させるものでした。
理工系の皆さんは、都市環境学科教員の指導のもと、直定規・分度器・メジャーなど身近なものを使って、講義棟内の距離や建物の高さなど、直接測定することが困難な距離を「正弦定理」「三平方の定理」などを活用して求めていました。

 



医療系では、「地域医療を担う医療職~看護師、理学療法士、診療放射線技師~」と題し、3つのグループに分かれ、看護学科、理学療法学科、診療放射線学科のそれぞれの施設見学と講義や実習に取り組みました。
医療系の皆さんは、実際にクッキーを食べ嚥下について学んだり、三次元動作解析装置を使って重心や床からの反力をモニターを通して見たり、MRIとCTの違いについての勉強をしました。
 

 

 


高校で学んだことを活かした三角比実習や、普段の授業とは異なる医療系の講義や実習を体験することで、生徒の皆さんにとって大変貴重な時間となったのではないでしょうか。
 

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