自動車工学科|科目・特色
学科ニュース&トピックス
- 2021年1月22日更新
- 新型コロナウイルス感染症の流行に対する本学の対応状況について
- 2020年12月25日
- 宇宙開発研究同好会の学生チームが「北海道起業家甲子園2020」で入賞しました
- 2020年8月13日
- 後期の授業実施体制について(学長メッセージ)
自動車工学科からめざせる職業は、自動車整備士だけではありません。自動車業界のさまざまな分野で活躍できる人材を育成するため、目標別の4コースを設置。専門的な知識を深めることができるカリキュラムとなっています。
自動車整備コース
主にディーラーの整備工場などで働く自動車整備士をめざすコースです。自動車整備士に求められるハイブリッド車、電気自動車といった「自動車の新技術」や「自動車走行性能」などの知識・技術を学びます。
技術開発コース
自動車づくりで求められる知識・技術を身につけることをめざすコースです。製造業で求められる「機械力学」「材料力学」などの知識・技術を学びます。
損害保険コース
損害保険会社で活躍する損害保険技術アジャスターなど、車体の整備に関する知識・技術を応用する職種をめざすコースです。損害保険業界で求められる「車体の損傷と修復」や「自動車保険論」などの知識・技術を学びます。
マネジメントコース
自動車業界の営業・販売職や経営者をめざすコースです。営業販売職や経営者に求められる「経営学概論」や「顧客サービス管理」などの知識・技術を学びます。
知識・技術を深めたい人は、系列校の北海道科学大学や
他の4年制大学へも編入学することが可能です。
北海道科学大学とカリキュラム(基本教育科目や工学分野専門教育科目の一部)を共通化するなどの連携で編入学が身近となっています。
1年次
基本教育科目ならびに二級自動車整備士認定科目、専門教育科目(工学基礎科目)を中心に学びます。 自動車の基礎、構造・機能から順次ステップアップし、二級自動車整備士資格取得のために必要となる知識・技能を学びます。又、自動車に携わるエンジニアとしての基礎となる知識を学びます。 講義だけでなく、実験実習も通して学びを深めます。
2年次
将来なりたい姿や就きたい仕事を見据えながら、各分野専門の学びがスタートします。後期からは、二級自動車整備士資格試験の実技試験を免除する「整備講習」もスタートします。
自動車整備実験実習Ⅰ・Ⅱ
実験実習Ⅰでは、自動車工学ならびに自動車整備を学ぶ上で必要な各種作業のうち、工作・測定作業、自動車整備作業、自動車検査作業について、工具・計測機器の使用方法、点検・検査の方法及び機器の取り扱い、分解・組立・調整の方法、故障原因の探究の方法を学びます。また、自動車主要部品の構造・機能を理解するとともに、データ処理の方法を学びます。実験実習Ⅱでは、自動車の整備技術及び整備に関する実験実習を通して、自動車各部の整備作業(エンジン・シャシ・電装品の点検、分解、組立、調整、検査及び故障原因探究)を行います。
機械製図
機械を製作するには、その機械部品を図面に表現できなければなりません。この科目では、3DCADソフトを利用して三次元モデリングについて学びます。
基本教育科目
- 1年次、+Professionalセミナー/プロジェクトスキルⅠ/ビジネススキル/情報リテラシー/日本語表現法
- 2年次、統計分析法/英語/プロジェクトスキルⅡ
自動車系專門教育科目
- 1年次、基礎自動車工学/故障原因探究/エンジン/電装/シャシ/自動車構造実験実習/機械製図/自動車法令/自動車整備実験実習Ⅰ
- 2年次、自動車検査/自動車材料/故障原因探究/エンジン/電装/シャシ/自動車整備実験実習Ⅱ/自動車工学実験実習
コース別必修科目
- 2年次、自動車の新技術/機械力学/材料力学/車体の損傷と修復/自動車保険論/経営学概論/顧客サービス管理
専門教育科目(選択)
- 1年次、基礎工学実験/機械加工実習/民法総論/損害保険総論
- 2年次、自動車走行性能/板金・塗装実習/機械設計とCAD/熱力学