「成績評価と質の保証」のための基本フレーム

1.本学における「成績評価と質の保証」の目的:プロフェッショナルへのいざない

2.望ましい成績評価

  • 得意専門分野を見つけ易い成績評価
  • 専門適性のスペクトルを知りやすい成績評価
  • 得意分野を活かす知力のレベルを把握しやすい成績評価
  • プロフェッショナルとしての教養レベルを把握しやすい成績評価
  • 達成感を獲得しやすく意欲を湧出しやすい成績評価
  • それ自体で「学修の質の保証」の一端を担い得る成績評価

3.成績評価項目スキーム

3.1 科目群の区分

・専門科目:
時代の要請に即した専門領域で輝きながら、北海道及びわが国の活性化を実質的に支え得るための専門科目(2年次以降開講の専門教育科目、但し1,2年重複開講科目を除く)
・活性化科目:
専門科目の修得を支援する科目+得意分野を活かす科目+教養科目
(上記専門科目以外の卒業要件科目、教職科目もこれに準ずる)

3.2 成績評価項目(保証すべき質の内容=保証対象能力)と基本参照モデル(「学修の質」の定性モデル)

成績評価項目(保証すべき質の内容=保証対象能力)と基本参照モデル(「学修の質」の定性モデル)

4.成績評価基本方針

  1. 科目の成績は「達成目標」に対する到達レベルで評価する(達成度評価100点満点)。
  2. 評価は、「小テスト」「中間試験」「期末試験(/定期試験)」「レポート/提出課題」の二つ以上の手段を用いるか、あるいはひとつの手段の場合は複数回実施し、その総合結果により行う。但し「卒業研究」においては、学則第10条第2項に基づき「卒業論文(成果発表を含む)」「中間報告(レポート/提出課題を含む)」により行う。
  3. 専門科目での成績評価は、科目の達成目標全体に関する到達レベルを評価できる手段を主(60%以上)とし、他を補強手段とする。
  4. 活性化科目については、科目ごとにその達成目標に応じて、最も相応しい方法で評価する。
  5. 各科目の達成目標は該当学科等の「教育目的」「教育指針」「教育・学習目標」に応じて、毎年「学科カリキュラム編成会議」を開き、学科の責任で決定する。

5.評価項目・評価手段の基本的関係、及び配点標準(保証すべき「学修
の質」の定量モデル)

  1. 評価の際の配点は、下図の「評価項目・評価手段の基本的関係」に従い、到達レベルを評価できるように、各評価項目・評価手段に対し科目毎に最適配分する。
  2. 上記(1)にかかわらず、「卒業研究」にあっては評価項目の配点・評価手段との関係を、「学科カリキュラム編成会議」を開き学科の責任で決定する。

5.1 専門科目

専門科目

5.2 活性化科目

活性化科目

6.「厳格な成績評価」のための成績表記と総合成績評価指標

6.1 考え方

  1. 「1.成績評価と質の保証の目的 」及び「2.望ましい成績評価 」(「得意専門分野を見つけやすい」、「達成感を獲得しやすく意欲を湧出しやすい」)などを満たすためには、合格の点数化が望ましい。又、"きめ細やかな教育指導"を行うためには、不合格の内容が把握できることが必要である。
  2. 上記(1)にかかわらず、「卒業研究」にあっては評価項目の配点・評価手段との関係を、「学科カリキュラム編成会議」を開き学科の責任で決定する。

6.2 得点、成績表記及び成績区分

得点、成績表記及び成績区分

GP表記の基準
  • S :達成目標をほぼ完全に満たしているか達成目標を超えている
  • A :達成目標を十分満たしている
  • B :達成目標を満たしている
  • C :もう少し余裕が欲しいが達成目標はほぼ満たしている
  • D :達成目標を満たすためにはもう少し努力が必要だった
  • E :達成目標を満たすためにはもう一度最初からやり直す必要がある
  • F :目標達成度はD以上であるが、欠席過多等必要条件を満たさなく失格
  • X :試験放棄等、履修放棄のため失格

7.総合成績評価指標GPAの算出

(1) 種類

  • 当該セメスタでの学修結果に対するGPA -S (=GPA for Semester )
  • 当該セメスタまでの学修結果に対するGPA -T (=GPA for Terms)

(2) 算出式

  • GPA算出対象科目は履修登録した科目である。ただし、教職科目及び単位認定された科目は除く。

算出式

8.「学修の質の保証」のために

従前より実施されていた「授業改善アンケート」「ファカルティ・ディベロップメント」「セメスタ制の特長活用」「少人数教育の適正拡充」「シラバスの充実」「ティーチング・アシスタントの活用」などの諸施策と連動させながら、次の「履修方法」に関するシステムを導入する。

(1)履修登録単位数の上限設定

単位の実質化、及び低学年次における得意分野の探索、高学年次における充実した卒業研究への備えを考慮し、認定科目を除く卒業要件に含まれるすべての科目を対象として、各学年次ともセメスタあたりの履修登録単位数の上限を設定する。

(2)GPA-Sによる質の保証

このシステムを実効あるものにするため、GPA-Sの値が連続したセメスタで低過ぎる場合、段階的に指導、注意警告、退学勧告を行う。

付  則

1 この基本フレームは平成20年4月1日から施行し、平成20年度入学生から適用する。
1 この基本フレームの改正は平成23年4月1日から施行し、平成20年度入学生から適用する。
1 この基本フレームの改正は平成26年4月1日から施行し、平成26年度入学生から適用する。

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