北海道科学大学公開講座を開催しました
平成28年9月20日(火)、北海道科学大学講義棟(G棟)において、北海道科学大学公開講座を開催しました。
今回のテーマは、臨床工学科の相川武司助教による「腎臓病のお話とその治療に関わる医療スタッフ」です。
腎臓には、尿の量を調節して体内の水分量を一定に保ったり、老廃物を尿として排泄するなどの働きがあります。
腎臓の形状や構造、働き、そして病気の種類や症状について分かりやすく説明しました。
腎臓病を治療する有効な方法として透析があります。透析治療には、多職種の医療スタッフがかかわります。透析装置の保守点検や操作を行う臨床工学技士は、透析治療にあたって大きな役割を担っているというお話がありました。本学の臨床工学科では、そうしたチーム医療で活躍できる臨床工学技士を目指し、学生たちが日々勉学に励んでいます。
講座の中では、透析治療で使われる針や装置の一部を実際に見ていただきました。目で見て、話を聞いて、腎臓病と治療に関わる医療スタッフについてより理解を深めていただけたのではないでしょうか。
次回は10月6日(木)10時より、北海道薬科大学共用講義棟(A棟)にて、臨床工学科の山下政司教授による「自律神経と心のお話」を開催いたします。
※詳細についてはこちらをご確認ください。
相川武司先生 臨床工学科 |
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