北海道科学大学・介護予防センターまえだ公開講座を開催しました
平成27年6月10日(水)、図書館1階AVホールにおいて、北海道科学大学と介護予防センターまえだとの共催による公開講座「出かけて介護予防!ロコモティブシンドロームについて学ぶ」を開催しました。
講座は、まず看護学科の松原三智子准教授が、「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは何か?」「運動器不安定症について」「ロコモティブシンドロームの原因や予防方法」などについて説明し、25の質問に答えていただく「ロコモチェック」をもとに、現在のご自身の健康状況を確認いただきました。
その後HITプラザ1階食堂に移動し、学生気分を味わいながら食事を楽しみました。
昼食後は3班に分かれ、北海道薬科大学共用講義棟(A棟)・北海道薬科大学研究棟(B棟)・保健医療学部棟(C棟)などの施設見学を行い、特にA棟に設置してある塔時計には皆様興味津々のご様子でした。
ロコモティブシンドロームとは、骨・関節・筋肉などの運動器の障害のために「歩く・立つ・走る・のぼるなどの日常生活に必要な「移動能力」の低下をきたして、生活の自立度が下がる状態をいい、40歳以上の5人中4人がロコモティブシンドロームまたはその予備軍であると言われています。
いつまでも自分の足で歩き続けていくためには、ロコモティブシンドロームを予防し、健康寿命を延ばしていくことが必要です。
今回、この講座を受講された約70名のみなさんは、健康で生き生きとした生活を送るための予防方法を知ることができたのではないでしょうか。
地域連携 松原三智子先生 看護学科 |
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