情報工学科

「好き」を仕事にするために、緻密に設計されたカリキュラム。

本学科の学びは大きく分けて二つから構成されています。一つは、自らの手を動かして学ぶこと。SNSや電子マネーなど、学生に馴染みあるものを題材に、その仕組みの裏側を学ぶことによって、「使う人」から「つくる人」になることをめざします。もう一つは、進歩する技術においても10年、20年と変わらない基礎的考え方を身につけること。このふたつの学びを並行して行うことによって産業界が求めるICT(情報通信技術)エンジニアを育成します。また、12学科の中で唯一、数学の教員免許がとれることも特徴のひとつです。

産業界が求めるICTエンジニアを育成

教育目的

情報を自在に収集・加工するためのコンピュータリテラシをはじめとし、マルチメディア情報の生成・処理技術、コンピュータやスマートフォンを用いたシステムの設計・構築技術、およびユビキタスネットワーク、LAN、インターネット、モバイルネットワークを統合したコンピューティングネットワークの設計・構築・運用・活用・ビジネス創成に関する、基本理論と実践技術について教育し、わが国および北海道の産業活性化を実質的に支え得るエンジニアを育成することを目的としています。

教育指針

多様なキャリアを持つ入学生を受け入れ、それぞれの学生が存分の力を発揮できる教育プログラムを用意するとともに、自らの意思で学ぶ力を醸成し、IT領域の中に得意分野を見出せるよう支援することを最も重視しながら教育にあたります。

ディプロマ・ポリシー

情報工学科は、本学の教育理念である「ヒューマニティとテクノロジーの融合」を中心に据え、「北海道およびわが国の活性化を実質的に支える人材の育成」を教育目的として、学部の教育課程が定める授業科目を履修し、別に定められた卒業要件を満たした学生に「学士」の学位を授与します。これによって、卒業生には、以下の能力・知識・態度が身についていることを保証します。

1.知識・理解

  • (A1)[専門基礎] 情報工学の基礎知識・技術を修得する。具体的には[情報基礎]、[プログラミング能力]、[ソフトウェア設計・開発]、[ネットワーク]、[ハードウエア]に関する基礎的な知識・技術。
  • (A2)[専門応用] 情報工学の知識・技術を情報社会における諸課題に応用・解決できる能力を養う。具体的には、[知能ソフトウェア]、[モバイルユビキタス]、[情報メディア]、[数理情報]の分野に関する応用技術。
  • (B)[教養と社会] 工学に関する基本的な知識を体系的に理解したうえで、幅広い教養と豊かな人間性を養い、社会や人類に対する貢献ができる素養。

2.汎用的技能

  • (C)[論理的思考とコミュニケーションおよび語学] 情報工学に関する諸課題を論理的に思考・記述する能力、日本語によるプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を養うとともに、情報技術者として、国際社会に対応するため、外国語によるコミュニケーションの基礎能力。
  • (D)[数学・情報リテラシ] 数学および自然科学を中心とした科学の基礎を修得し、それらコンピュータを利用して情報工学に応用できる能力。

3.態度・志向性

  • (E)[計画・実行・まとめ] 目標達成のための計画立案、遂行、結果のまとめ・検討など、一連の作業を計画的に進め、まとめる能力。また情報システムの構築に関する体系的な知識を基に、プロジェクトの運営・管理が自らできる能力(PBL)。
  • (F)[倫理と社会的責任] 技術者としての倫理観を有し、情報技術の進歩が社会に及ぼす影響を理解した上で、責任ある行動が取れる。
  • (G)[自主性・継続性] 情報システムエ学に関する知識・技術を自主的・継続的に学習できる能力。自主的な学習の成果としての資格取得に取り組む姿勢。

4.統合的な学習経験と創造的思考力

  • (H)これまでに獲得した情報工学に関する専門知識・技術、およびそれらを応用する能力を活用し、現実的な課題に取り組み、解決できる工学技術者としての素養。

カリキュラム・ポリシー

本学では、ディプロマポリシーの各項目を達成するために必要な授業科目の流れや、各ポリシーと授業の整合性を体系的に理解してもらうためのカリキュラムフローを作成しています。また、各授業科目の達成目標とディプロマポリシー各項目の関連性についてはカリキュラムマップにまとめられております。学生諸君はこれらのツールを利用して学習を進めることにより、卒業=ディプロマポリシー達成までの過程における自らの立ち位置を確認することができます。また、教員団はその組織的関与により、常にカリキュラムの点検評価、および改善を行います。