建築学科

北海道ならではの建築を学び、建築界のニーズに応える人材へ。

近年、専門化が急激に進んでいる建築の世界。その多様なニーズに応えるべく、社会人に不可欠な教養や能力を身につける「基本教育科目」、工学部において必要な基礎を学ぶ「工学基礎教育科目」、建築を学ぶために必要な「専門教育科目」の3分野によってカリキュラムを構成しています。また、北海道という地域に根ざした大学として、寒冷地建築設計、建築と省エネルギー、寒冷地における鉄骨造の設計と施工、雪が建築に及ぼす影響などユニークな講義・演習内容を用意していることも大きな特長です。

専門性を身につけた建築のプロフェッショナルへ

教育目的

建築学科では、社会生活を送るうえで必要となる知識・理解、汎用的技能、態度・志向性、創造的思考力、の修得のもとに、建築に関する総合的な知識技術を基盤として、専門性を高めたカリキュラムで積雪寒冷地固有の問題も含めた建築計画手法や建築技術を習得し、地域社会に貢献する次のような建築設計者・建築技術者を養成します。
①風土、歴史、文化などを踏まえた建築や都市空間をデザインする創造力と設計能力を有する建築設計者
②健康で快適な生活環境や環境負荷の小さな建築空間を創るための建築環境・設備技術者
③建築空間の構造的安全性、耐久性、信頼性を創出するための建築構造・施工技術全般の専門知識と設計技術を習得した建築設計者、技術者

教育指針

建築空間や構造物、あるいはそのインテリアや住環境の快適さに興味があり、それらを創造することに関心がある学生を受け入れ、学生個々の興味と適性を尊重しながら、自らの意志で積極的に学ぶ力と、設計や実験などの演習と課題解決に熱心に取り組む姿勢を醸成し、建築の各専門分野の中から得意分野を見出すことができるよう支援することを最も重視しながら教育にあたります。

ディプロマ・ポリシー

建築学科は、本学の教育理念である「ヒューマニティとテクノロジーの融合」を中心に据え、「北海道およびわが国の活性化を実質的に支える人材の育成」を教育目的として、学部の教育課程が定める授業科目を履修し、別に定められた卒業要件を満たした学生に「学士」の学位を授与します。これによって、卒業生には、以下の能力・知識・態度が身についていることを保証します。

1.知識・理解

  • (A1)基礎的素養:建築物の設計者・技術者となるために必要な自然科学、語学、芸術、健康、情報リテラシーなどの基礎的な素養。
  • (A2)建築の基礎的知識:積雪寒冷地を含む建築の計画、設計、生産、保全を行うための学術、技術、芸術における建築の各分野の基礎的な知識。
  • (A3)建築の基礎的表現能力:建築学の基礎的能力を基に、設計図書で求められる基本的な内容を図面や文章によって表現することができる。
  • (B)建築の文化的知識と都市・まちづくりに関する知識:積雪寒冷地を含む国内外の各地域の自然や歴史的・文化的背景に基づく建築物や都市・地域の成り立ちや変遷およびその学術的意義を理解している。

2.汎用的技能

  • (C)プレゼンテーション能力
    与えられた課題に対する報告や自分が考えて得られた成果を的確な日本語等の表現を用いて、論理的に説明することができる。
  • (D)情報リテラシーと数量的スキル
    多様な情報を効果的、効率的に分析収集し、当該目的に応じた問題解決結果を呈示する方法と各種測定値や解析値を基にした数理解析能力。

3.態度・志向性

  • (E)チームワークと自己管理能力
    建築が多岐に亘る専門の総体であることから、協働して問題の解決に携わる必要があることを理解すると共に、発表・討論などの双方向対話において、自らを律すること。
  • (F)建築が負う社会的責任
    既往の自然災害による建築物の被害や建築設計・生産が各種法規制を遵守し、社会的責任を自覚した上で行われるべきことを認識し、環境負荷の小さい建築空間や材料のリサイクル、リユース、建築物の長寿命化等の持続可能な建築計画手法。
  • (G)キャリアデザイン能力・生涯学習力
    建築に関連する各分野の動向を把握し、将来の目標を自らの適性と社会的責任も考慮して設定した上で進路選択し、それぞれの職種で卒業後も専門能力を高める必要があることを認識している。

4.統合的な学習経験と創造的思考力

  • (H)総合力
    自ら設定した現実的な課題に対して、それまでに修得した各種知識群を用いた問題の解決方法と結果を創造性と実用性を主眼とした的確な方法を用いて表現することができる。

カリキュラム・ポリシー

本学では、ディプロマポリシーの各項目を達成するために必要な授業科目の流れや、各ポリシーと授業の整合性を体系的に理解してもらうためのカリキュラムフローを作成しています。また、各授業科目の達成目標とディプロマポリシー各項目の関連性についてはカリキュラムマップにまとめられております。学生諸君はこれらのツールを利用して学習を進めることにより、卒業=ディプロマポリシー達成までの過程における自らの立ち位置を確認することができます。また、教員団はその組織的関与により、常にカリキュラムの点検評価、および改善を行います。