保健医療学部

北海道科学大学保健医療学部紹介動画

創部の趣旨

近年の医療・福祉は、医師を中心として薬剤師、看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、臨床工学技士そして義肢装具士など多くの医療スタッフの協働によるチーム医療が基本となっています。本学では、これらの一翼を担う医療技術者の育成をこれまで医療工学部で実践してきました。
しかし、チーム医療を円滑に進めて行くためには医療スタッフ自らが様々な業務についてそれぞれの専門職種に実施を限定するのではなく、関係する複数の職種が共有する業務も多く存在することを認識する必要がありますし、これにより患者の状態や医療提供体制などに応じて臨機応変に対応することが出来るようになります。そのためには、より多くの職種と互いそれぞれの専門的技術、共有する業務を理解していく必要があります。
このような「チーム医療」という社会の要請に応え得る人材のより効果的な育成を可能とするため、保健医療学部を開設しました。

人材養成の目的

保健医療学部は、医療技術と健康生活の向上や改善に資する理論と技能、人間の運動機能の向上・支援に関する理論と技能、高度医療に不可欠な工学的知識と応用能力を軸とした医療と福祉に関する専門性に優れ、チーム医療を総合的に捉えつつ次代の保健医療学を創造・実践できる人材を養成することを目的とする。

教育課程編成の方針

医療・福祉活動は、チーム医療またはチーム介護と呼ばれる、医師を含めた様々なメディカルスタッフと介護スタッフが一致協力して患者や利用者の診療・介護にあたる形態が基本となっています。このような背景から将来の医療スタッフには、各専門領域を基本としつつチームとして行動できる高度の問題解決能力を有する医療技術者の必要性が提起されてきました。さらに、昨今の高度化した医療機器を適切に扱える能力を有する人材も必要とされています。保健医療学部は、将来の我が国におけるチーム医療を支える医療技術者の育成をその使命としています。特に本学において、開学以来40年に渡って培われた機械工学や電子工学に関する研究教育の知的資源を最大限に活用し、新たな医工学連携教育を遂行することを目的として、①「医療専門職としての技術教育(specialist)」、「様々な問題解決能力を醸成する教育(generalist)」、「社会や地球環境に対する認識と理解」を教育の基本軸として捉え、基本軸①または②に重点を置いた教育課程を編成しています。すなわち、卒業生のキャリア形成にあたって、医療免許取得を前提とし、その上でより高度の職業人(generalist)の育成に主眼を置いています。加えて、4年制大学としての特性を勘案して、将来指導的な立場で活躍するために必要と考えられる汎用的な工学知識を教授できる体制を整えることで、職能を越えた高度専門職業人(specialist)の育成を主眼とした高度の専門技術教育を重視して教育課程を編成・実施しています。

上記の使命を達成するための学部における教育指針は、次の5項目です。

① 医療技術者(医療人)として必要な専門領域の知識とスキルを獲得する
② 自ら学習する能力(学習力)を身につける
③ 自分の得意分野を見出す
④ 自らの専門能力を高め、深め、拡げる
⑤ チーム医療・福祉を支える知識とスキルを獲得する

すなわち、「知識や技能の集積」のみでなく、基礎となる知識やツール、スキルを総合して「独自の発想で課題を解決する能力の体得」を目標として設定し、科目区分を基本教育科目、専門基礎教育科目、専門教育科目に分類したカリキュラムを実施しています。また、教育・学習における目標構造と科目区分との関係を下図のように考えています。

図1 教育・学習における目標構造と科目区分との関係

ディプロマ・ポリシー

保健医療学部は、本学の教育理念である「ヒューマニティとテクノロジーの融合」を中心に据え、「保健衛生学分野と工学分野に関する専門的な教育研究活動を通じて、地域社会に貢献する医療関連人材の育成」を目指します。併せて、地域における高等教育機関としての使命を果たす学部の教育課程が定める授業科目を履修し、別に定められた卒業要件を満たした学生に「学士」の学位を授与します。これによって、卒業生には、以下の能力・知識・態度が身についていることを保証します。

1.知識・理解

  • (A)保健医療に関わる専門領域の基礎知識群とそれらの繋がり、さらに中核となる学術成果を獲得し、それらを社会における諸問題の解決に応用する能力。
  • (B)人類や文化に対する幅広い教養を身につけ、時代の変化に合わせて、積極的に社会を支え、あるいは改善してゆく資質と保健医療の各専門分野における専門職として修業し、それぞれの専門分野の進歩に即応する資質とその基礎的能力。

2.汎用的技能

  • (C)日本語による論理的な思考力、記述力、発表、討議の能力、英語による国際コミュニケーション基礎能力。
  • (D)情報処理や情報管理さらに統計解析に関するスキルを駆使して、情報の収集や分析、整理をすることができる、情報や知識を複眼的、論理的に分析し適切に問題を解決できる能力。

3.態度・志向性

  • (E)与えられた条件の下で、多くの医療技術者と協調・協働して計画的に仕事を進め、まとめることができる能力。
  • (F)科学技術が人や環境そして医療に及ぼす影響や効果を理解し、医療技術者の社会的な責任(医療技術者倫理)。
  • (G)生涯にわたって、自らの専門能力を高め、あるいは拡げる意欲を持ち、その方法を獲得している。

4.統合的な学習経験と創造的思考力

  • (H)日常における様々な課題に対して修得した知識群を応用しながら合理的な解を導き出すための技能と思考力、および適用・応用した方法や成果の有効性を説明できる表現力。

カリキュラム・ポリシー

本学では、ディプロマポリシーの各項目を達成するために必要な授業科目の流れや、各ポリシーと授業の整合性を体系的に理解してもらうためのカリキュラムフローを作成しています。また、各授業科目の達成目標とディプロマポリシー各項目の関連性についてはカリキュラムマップにまとめられております。学生諸君はこれらのツールを利用して学習を進めることにより、卒業=ディプロマポリシー達成までの過程における自らの立ち位置を確認することができます。また、教員団はその組織的関与により、常にカリキュラムの点検評価、および改善を行います。

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